成人式・雨の日の振袖の扱い方
今日は全国的に雨や雪の予報ですね。
〝成人式に参加する際には晴れ着を濡らさない対策が必要…〟
と、ニュースで報道されていましたが
少し具体的に私が学んだ【雨の日の振袖の扱い方】をご紹介しておきます。
振袖に限らず、浴衣や訪問着でも適応できるので、目を通してみてくださいね♡
まず、着付け師は天候を見て着丈を少し短くしてくれていると思いますが、雨が降る中はもちろん雨上がりの中でも、地面が濡れている場所では片手で裾を持ち上げて歩きましょう☆
草履は〝草履カバー〟があるといいです。
借りられたり、買える人は追加しておくことをおすすめします。
指先だけをカバーできるものもありますが、慣れないと濡れてしまうし汚れてしまうので、こんな感じの物がベスト↓
【振袖が濡れてしまったとき】
・水をやさしく弾く
・乾いたハンカチでやさしく抑えて水分を吸い取る
【注意点】
★ゴシゴシこすらない
→毛羽立ちや色移り防止
★濡れたタオルで拭かない
→特にレストランのお手拭きや、ウエットティッシュなどは使っちゃだめ。使われている薬剤によっては拭いた箇所の変色がおきてしまう可能性があります。
【泥や雪が付いてしまった場合】
・乾いてから!
→汚れても焦らないで。 すぐにはこすらないで、乾いたら、乾いた布やハンカチでやさしく扱いましょう。
以上です。
あと、雨対策ではないですが《草履が歩きにくい・指先が痛い方》
もしかしたら指先を先の方へ入れすぎているのかもしれません。
慣れていないと、しっかり履こうと前へ前へ、奥へ奥へと鼻緒をがっちり密着させて歩く方がいらっしゃいます。
【草履が痛い方の対処法】
♡浅く履いてみてください
→鼻緒と呼ばれる先の前緒は指の間まで(奥まで)深く密着させようとしないで〝鼻緒をひっかけるようにしてかかとを後ろへ(草履から)多めに出して履く〟ことをおすすめします。
これは、粋な履き方で、慣れていない方でも痛くなりにくいと思います。
上品な履き方にも見えます。
小指とかかとは、草履から出るのが普通で、かかとより草履の縁が出てしまっている場合は、大きめの草履を履いていることになります。
草履は、一度履いたらその人の形がつくと言われています。初めて履く草履は、色柄を見て丁寧に、鼻緒がねじれないよう、ゆっくり履いてください。
履き替えたときや、久しぶりに履くとき「左右どっちだったっけ?」と、戸惑う方もいらっしゃいます。
きちんと揃えて向きを見るとだいたいはわかりますが、履いて分かることもあります。一度履いた草履は型がついているので、間違えていたら違和感を感じるはずです♡
ほんの少しの知識にはなりますが、知っているのと知らずに焦ってしまったやり方では全く違う結果になってしまいます。
天候が悪い中、振袖が濡れたり汚れてしまうのは仕方ないこと。
【まとめ・最大のポイントは3つ】
①濡れたら焦らず乾いたハンカチでやさしく吸い取ること
②汚れたら乾かしてから
③草履で足が痛くなったら浅く履いてみる
これを知っておいてください♡
お天気は悪くても、晴れ晴れした気分で過ごせますように…♡
行ってらっしゃいませ♪
昨日の記事です。こちらもどうぞ→新成人の皆様、成人おめでとうございます - 福岡・天神の美容室RICHAIR むつみブログ
✂︎RICHAIR(リシェール)
福岡県福岡市中央区天神西通り沿いにある美容室です。
☎0927138711
HP→「 福岡・天神の美容室RICHAIR」
✿:*